朴 性厚（パク・ソンフ

韓国出身のパク・ソンフ監督は、実力を高く評価されて現在最も注目を浴びているアニメ監

督の一人。『牙狼 – GARO - -VANISHING LINE-』および『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オ

ブ・ハイスクール』で監督を務めたのち、2020年末に公開されたMAPPA制作『呪術廻戦』

第1期を手がけて一躍ブレイク。1年後には同シリーズの劇場版『呪術廻戦0』で監督を担

当。それ以前はアニメーターとして『ユーリ!!! on Ice』『ゾンビランドサガ』『TIGER &

BUNNY』『WORKING!!』『スペース☆ダンディ』『マクロスF』『バナナフィッシュ』を始め数

多くの作品に携わっている。

2021年、アニメスタジオ「E&Hプロダクション」を設立。HBO Maxの新シリーズ『Ninja

Kamui』およびNetflix配信の『ONE PIECE』短編エピソードである『Monsters: Dragon Hell』

という2大作品の制作を担当。自ら監督に加えて脚本、絵コンテ、アニメーションの一部を

担当。独創性に富むクリエイターでシリーズ作品やアクションシーンを得意とし、「E&Hプ

ロダクション」を通じて仲間のクリエイターと自らの手で優れた作品を世に送り出すことを

テーマに掲げている。同社の作品にはパクが10年以上取り組んできた『Project

BULLET/BULLET』がある。