中島かずき

1959年8月19日、福岡県生まれ。1985年に『炎のハイパーステップ』で劇団☆新感線に参加し、座付き脚本家となる。『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』『五右衛門ロック』など、歴史や神話を題材にストーリー性を重視した作品を発表。入念に張り巡らされた伏線からなる緻密なプロットは、パワフルな演出と相まって同劇団を象徴する作品を生み出した。舞台と映像の両分野で活躍し、第2回朝日舞台芸術賞、秋元松代賞、第47回岸田國士戯曲賞を受賞。

アニメ界でも長いキャリアを誇り、劇場アニメ『プロメア』（2019年）の脚本を手掛けたほか『天元突破グレンラガン』（2007年）、『クレヨンしんちゃん ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん』（2014年）、『ニンジャバットマン』、『キルラキル』（2013年）や『のだめカンタービレ フィナーレ』（2010年）の脚本等を手掛ける。テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』（2011年）や関連映画で脚本を担当したほか、『ウルトラマンマックス』（2006年）、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』（2007年）、『仮面ライダーW』（2010年）などの特撮作品にも参加。

その他、最近の主な作品：

舞台：劇団☆新感線「爆裂忠臣蔵」（2025年）歌舞伎NEXT『朧の森に住む鬼』（2024年～2025年） 『No.9 －不滅の旋律－』（2015年、2018年、2020年～2021年、2024年～2025年）劇団朱雀「桜吹雪八百八町」（2023年） 『サンソン─ルイ16世の首を刎ねた男─』（2021年、2023年）。